「ライズレイトの日々」は、ラズレイト株式会社の社員による、記事・ブログをまとめたサイトです

Home / ラズレイトのアトリエ / ラズレイト公式LINEアカウント作ってみちゃった
ラズレイト公式LINEアカウント作ってみちゃった

ラズレイト公式LINEアカウント作ってみちゃった

アバター画像ひさしげ

2024/04/04

ラズレイトのアトリエ

唐突ですが、ラズレイトの公式LINEアカウント作ってみちゃいました🥳!

弊社はLINEを利用したアプリケーション(以降「LINEアプリ」)の開発も実績のあるメンバーでやっていますので、ご要望あれば、もしくは企画させていただいている中で適切であれば、LINEアプリの開発もご提案させていただいております。

そんな中お客様に、LINEアプリってどんな感じのことができるんだろう?っていうのをイメージしていただけるサンプル程度に、ラズレイト自社のアカウントも作っとくか〜ってな話になりまして、チャチャっと作ってみました!

ほんとにもう簡単なサンプル程度のものなのですが。
先に言っておきますと、サクッと作ったので後述するちょっとした課題もあるのですが、時間的費用的コストを払えば全然解決できるので、本当にお仕事でお客様のために開発させていただく中ではその辺もしっかり解決したものをお届けします🫡
まぁザッカーバーグもこう言ってますんで笑

これ

早速ですが、これです。

QR読み込むか、リンクに遷移して、友達登録していただけると使えますので、お気軽にやってもらえれば幸いです。

https://lin.ee/1Pe524P

開発目的

先述の通り、弊社はLINE開発もやっていきますので、お客様向けにこんなのできるよっていう簡単なアピールがしたかった的衝動です。
それにプラスして、ラズレイトの色々な情報が見れるポータルとしても機能するので、あれ?あの会社どういう会社で何ができるんやっけ…?って思っていただけた際に、思い出して見てもらえれば嬉しいかなって感じです🙏🏻

LINEアカウントを作るメリットとして、情報の配信ができ、普通にアプリ提供するよりユーザーの開封率が高いってのがありますが、一旦このアカウントではそこまでは考えてないです。そんなにたくさんの人に日常的に使ってもらうような想定でもないので。

開発期間

これはタイムアタックした感じなので一週間くらい

もしLINEアプリ開発をご依頼いただいた場合、もっと機能が色々あったり、ちゃんとシステムとしての非機能要件含めた品質を担保しようと思うと、要件にもよりますが、2ヶ月〜とかで開発できる感じでイメージしていただければいいかなと思います🧑🏻‍💻

ラズレイト公式LINEアカウントでできること

まずは友達登録すると、画面下部に「リッチメニュー」と呼ばれる、タップするとイベントが発生するメニューエリアが表示されます。

画像自体は弊社デザインエンジニアのりょーた先生に作っていただきました。

ちなみにこの唐突に現れた猫は「ラズにゃん」といいまして、弊社の公式キャラクターです🐈笑
「あー…ってか、なんかキャラクター的なものとかあったら、なんとなくええな…」とか私が語彙力3くらいで発言してたら、妻がイラストを描いてくれました。
そしてせっかくならLINEとかでChat GPTとかに適当に喋らせたらおもろいやろ的発想で、ラズにゃんと話せる機能をつけてみました笑

話が逸れましたが、メニューの要素としては以下で、これがこのLINEアカウントでできることです。

  • ホームページを見る
  • お問い合わせ
  • 株式会社ラズレイトのできることを知る
  • ラズにゃんと話す

ホームページを見る

これは本当にシンプルです。
LINE内ブラウザでWebページが立ち上がり、弊社のHPが表示されるだけです💎笑

まぁシンプルなんですけど、シンプル is BESTというか、公式アカウントとか作ったらまずこういう見せたいWebページをLINEからいつでも見れる導線にするってのは、これだけでまぁまぁ価値があると思います。

お問い合わせ

お問い合わせもただHPのお問い合わせフォームを開いてるだけです!笑

せっかく情報見ていただいて気になることがあればそのままお問い合わせして欲しいなとの気持ちで、これは必要だなということで、配置しております。

いやLINEなんだから、LINEのテキストメッセージで問い合わせられるようにしてよ、っていうツッコミもあると思います。
しかし、これにはLINEアプリ開発のTipsがあって、①Botモードと言われる裏でプログラムを動かす方法と②LINEの管理画面からユーザーとメッセージをやり取りできる方法、のどちらかを選択する必要があるのです…

これは要件に応じて、選択する必要があるのですが、今回は、テキストチャットではラズにゃんと話させたい、お問い合わせは問い合わせフォームに集約したい、という要件だったので、①を選択しております。

株式会社ラズレイトのできることを知る

これはFlex Messageという方法で実現しています。

画像や文字、ボタン情報をカードのように表現したメッセージを送信することができ、カルーセルの様に横にスワイプして複数表示することもできます。

ラズレイトで開発できることのイメージを閲覧できるようにしたので、ぜひ見てください!

ラズにゃんと話す

前述の通り、遊び心でラズにゃんと話す機能を入れてみました🐈

Chat GPTでお馴染みのOpen AIのAPIを使って返事を作成しております!
プロンプト的には愛嬌のあるキャラクター性やにゃんの語尾で返す感じに調整しております笑

ラズレイトのことに関して質問した際は、事前に弊社ホームページの内容をセルフでスクレイピングしてベクター情報として保存しておき、その情報を参考にしつつ回答を構築するようにもしております🤖

これを思いついてやろうとして、なかなか詰まって1日くらい普通に溶けました笑

まぁHP自体がシンプルなのでそこまでの情報量がないこともあり、適当に返事してくるとこもありますが、そんなラズにゃんも愛していただき、ぜひ話しかけてみてください!

ちなみにラズレイトでもこういう生成AI利用したアイディアと、得意のWeb構築を掛け合わせたDX案件とかもやっていきたいと考えているので、ぜひぜひご相談ください!

アーキテクチャ

技術的な話になりますが、どんなシステム構成で作っているのかも簡単に載せておきます。

その他技術要素としては下記な感じです。

TypeScript / Node.js / Express / LangChain / line-bot-sdk

課題

これまた技術的な話になるので、ご興味なければスキップしていただいて大丈夫です。

まぁちょっとコスト的に行き届かず、全般的にパフォーマンスがもしかしたら悪いかもしれないので、言い訳兼、もっと本気出したらちゃんと出来ますよとご安心していただきたいだけのセクションです🙇🏻

コールドスタートが遅い…

今回は、開発&インフラコストを節約して今回はFirebaseを利用しています。

その中でバックエンドAPIとしてはCloud Functionsというサーバーレスコンピューティングサービスを利用しているのですが、FaaSにはつきもののコールドスタートがあります。
常時待機状態にある一般的なサーバアプリと違い、サーバレスアーキテクチャは、必要なときだけリソースを起動するため、しばらくユーザーに使われてないと、起動してレスポンスを返すまでに、数秒の時間がかかってしまうのです…

これはユーザーが普通にあれ?おっそ…あ、でも今は普通に返ってくるな。とか気づいてしまうレベルです。

ただ、定期的に擬似的にコールするなどの対策の方法があることや、費用をかけてマシンリソースを予約すること、通常のアプリケーションのようにユーザーに定期的に使われていれば問題ない、など解決することはできます。
そもそもサーバーレスにせず、APIを載っけるインスタンスやコンテナを普通に用意するのも手です。

今回は、まぁいいや、と思っているだけなので、レスポンスの遅さに疑問を感じても、許してもらえれば幸いです🙇🏻

ラズにゃんの返事が遅い

これはOpen AI(Chat GPT)のAPIのレスポンス時間があるので仕方ないのですが、メッセージを送ってから返事が遅いので、あれ?本当に動いてる?と感じてしまうかもしれません。

これはレスポンス時間がかかるのはもう仕方ないので、先にユーザーに「考え中です」のようなレスポンスを返却して、返事を作成できたらメッセージを再度送信するとかして、ユーザーにストレスをかけないようなUX的設計をしたらいいのですが、時間なかったので一旦まぁいいやってしてるだけです。すいません🙇🏻

以上、どうでもいい言い訳でした!

LINEアプリでできること、メリット

この公式アカウントは、すごく簡単なものにしましたが、LINEって意外とできることが多くて、まだまだ使ってない機能だらけです。
そして、場合によっては普通にスマホ向けにネイティブアプリ作るより、メリットを享受できる場合がそれなりにあったりします。

これに関しては長くなるので、できることやメリット、選定基準など、別途記事を今後作成しようと思います。
また当ブログをウォッチしていただけると幸いです🌸

おわりに

LINEを利用したシステムをご検討されている場合は、ぜひラズレイトにご相談ください!

ユーザーにLINEでこういう操作をさせて、裏ではWebアプリケーションとして管理画面を開発してこういうことがしたい!みたいな、組み合わせてトータルのシステム開発もさせていただけます。というかLINE単体というよりは、むしろそういう全体的なシステム構築が弊社の得意でもあります。

閲覧いただきありがとうございました🙏🏻