
Figmaのプラグイン「FigTodo」を作成しました!
ラズレイト株式会社でデザインエンジニアをしているりょーたです!
この度、Figmaというデザインツールで利用するプラグインを作成し公開しました👏👏👏
そのため、この記事では
- FigTodoってどんなプラグイン?
- どうして作ったの?
といった内容についてご紹介したいと思います。
Figmaのプラグイン「FigTodo」について
Figmaのプラグインは、ユーザーがデザインワークフローをカスタマイズし、効率化するための追加機能を提供する小さなソフトウェアプログラムです。Figmaのプラグイン機能を利用すると、Figmaをより便利に自分好みにカスタマイズすることができます。
また、プラグインの種類は様々で、
- デザイン作業を強化したい人
- 開発を行う人
- 作業効率を上げたい人
- プロジェクトを管理する人
など、デザイナーでないユーザーも対象のプラグインがあります。
プラグインに興味をお持ちの方は、プラグイン一覧から探してみてください!本当にたくさんあるので!笑
今回、自分が作成したプラグインは、Figmaを利用するすべてのユーザー向けのものとなります!
その名も「FigTodo」です!
(↓↓↓以下のリンクからご確認ください↓↓↓)
https://www.figma.com/community/plugin/1376174862254820112/figtodo
FigTodoはどういうプラグイン?
FigTodoは、Figmaのファイル内でやることを管理することができるツールです。
Figmaファイルを閲覧できるユーザーであれば誰でも確認・編集ができるため、グループでやることを管理する際に最適なツールとなります。
FigTodoのできること① やることの登録
FigTodoでは以下のように「やること」を登録することができます。文章を入力すると自動で保存されるので、面倒なステップ不要で簡単に入力が可能です。

複数行に対応しており、さらにはURLを入力すると自動的にアンカーリンクになります。「後でこのページで作業するのを忘れないように、、!」という際や「このページの見た目を参考にしたいからリンクを貼っておこう!」といった時に便利ですね😊
FigTodoのできること② 期限の設定
FigTodoではやることに対して期限として日にちを設定することができます。「このタスクは〇日までにはやりましょう!」という場面で活用できますね!

FigTodoのできること③ 担当者の設定
こちらは、複数人でのタスクの管理を想定した機能で、「やること」に対して「誰の」タスクかをセレクトで設定することができます。

デザインの作成やアイディエーションのフェーズでは、デザイナー1人で作業が完結することは少なく、クライアントやチームメンバーと共に進めていくことがあります。
そういう時に、やることをメモするだけでなく「誰がボールを持っているタスクなのか」を明確にできたら、という思いから作りました。
FigTodoのできること④ やることを完了に変更
次は、設定したタスクが完了した際に、タスク一覧から削除する機能です。
動画にあるように、完了したタスクはタスク一覧の画面からは消えますが、完了したタスク一覧の方で閲覧することができます。

動画にはありませんが、タスクを完全に削除したい場合には、タスクごとにゴミ箱アイコンがあるので、そちらをクリックしてもらうと完全に削除することができます。
FigTodoのできること⑤ 担当者の追加
最後に、「やること」で担当者を設定するために、担当者の名前を管理する機能があります。

以上が最初に公開したバージョンのFigTodoの機能になります!
今後も使いやすさの向上や機能の追加をする予定ですが、まずは公開を優先し、ユーザーに実際に使ってもらいながら改善を繰り返していこうと思い、最低限の機能を最小コストで作成するためにマストな機能に絞って公開しました。
FigTodoを作った理由
私がこのプラグインを作成した理由はズバリ、自分のニーズにドンピシャなものがなかったためです!
私が担当したプロジェクトに、Figmaで画面イメージを作成しながら作りたいサービスのイメージをすり合わせていくものがありました。
進めていく中で、お客様への依頼事項やご相談内容があったのですが、そういったタスクは別のツールで管理をしていました。実際、別のツールで管理した方が良いことも多いのですが、新しいサービスへの招待は顧客に少なからず学習コストがかかったり、手間をとらせてしまったりするので、簡易なタスク管理であればFigmaでできたらなぁ、と思いました。
そのためには、タスク名だけでなく、担当者の設定や期限などが設定したかったのですが、それが実現できるFigmaのプラグインがありませんでした。
自分が欲しいものを自分で作り、実際に自分で使いながら改善を行なっていく。
これは"ドッグフーディング"と呼ばれる手法になります。

ドッグフーディングとは、自社製品を実際に自分たちで使用することで、ユーザー目線からのフィードバックを得る手法です(直訳すると「自分の犬の餌を食べよ」という意味らしいです😭)
自分で作成したサービスを自身で利用することにより、通常のテストでは見つけられない細かなバグやユーザー体験の向上点を発見することができ、より実用的で使いやすいプラグインに進化させることができます。
ドッグフーディングを実践することは、ユーザーの視点に立つという、とても重要なスキルのトレーニングになるので、引き続きプラグインのアップデートをしていきたいと思います!
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。
FigTodoに関する技術的な記事も書いていますので、もしよければお読みください!
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